今は分からないだろうけど『いつか』も来ない。
いま理解できない人に『いつか』なんて来ない。
分かる人はその場で理解する。行動を変える。
分からない人にその日は訪れない。
問題意識が低いために理解できないのだから
言われたことを覚えている訳がない。
だからいつかは来ない。
でも言った側はいつまでも覚えている。
この前言ったこと理解できたかな?
そういう心配は無意味だと気付いた。
応用が効くように何かを教えたり
物事の本質が何なのか考えさせたり
そういう指導を全ての人に
満遍なくする必要はあるのだろうか。
円周率の求め方を知っているより
円周率は3.14と覚えさせたほうが早い。
でもそこには暗記して終わる人と
何故そうなるのだろうと考える人の違いがある。
後者の人間に指導は響くのではないだろうか。
そういう見極めも大切なのではないかと思う。
これまで自分が知った知識を
どういった考え方なのか
どんな意味があるのか教えてきたけれど
大半の人にとって眠たい授業だったかもしれない。
他人の人生を良くしようなんて
結局は自分の思い上がりなんだろう。
影響力のある人間と
変化を押し付け影響させようとする人間
この違いに気づかなければならない。