天津甘栗が天津産じゃない理由!
天津という地区は港町。
栗は採れない。
ではなぜ天津甘栗と言うのか?
使用する栗には産地指定がないのか?
その疑問は甘栗太郎さんのサイトで解決した。
http://www.amaguritarou.co.jp/sp/faq/
===以下引用===
「甘栗」とは、中国河北省の燕山山脈付近で採れる栗のこと。主な産地は、青龍県・寛城県・遷西県・遵化県・興隆県の5県です。ではなぜ、「天津甘栗」と呼ばれているのでしょうか?その理由は、こうした甘栗が中国の「天津港」から輸出されているためです。天津港から日本へ向けて出荷される栗のことを総称して、「天津甘栗」と呼ばれるようになったと言われています。
===引用終了===
つまり中国産であることは間違いない。
。。
以上の情報を知ろうと思ったきっかけは、
天津甘栗を販売する方の嘆きを聞いたからだ。
「これ、中国産でしょ?」
このような理由で断っていく方がいるらしい。
天津甘栗が中国産だったらダメなんだろうか。
京やきぐりが中国産って訳ではない。
中国の甘栗を中国産だから嫌だと断っている。
よく考えてほしいのだが
もし、お望みの国産栗を使っているとしたら
『天津甘栗』なんて商品名で売っているだろうか?
もっと国産であることをアピールした商品名や
そういう謳い文句で販売するはずである。
『京やきぐり』で中国産を使う店はあるが
天津甘栗は中国産で良いのである。正しいのだ。
中国産は悪だと思うのは構わない。
それは自分自身の目で購入するか判断すれば良い。
ただ、この栗のように中国産で正しいものを
こじつけた理由で断らないで頂きたい。