春のタケノコより初夏の『真竹』をオススメする2つの理由。
①手軽に収穫できる
②可食部が多い
タケノコ狩りといえば
汗水垂らして時間をかけて掘り出すのだが
それは孟宗竹(モウソウチク)という春のタケノコである。
それに対して
初夏(5月〜6月上旬)の真竹は簡単に採れる。
棒状に生えているのをカマで適当に刈るだけ。
そして味は孟宗竹に劣らずウマイのである。
何より驚くのは一本の可食部が多いということ。
孟宗竹の若いタケノコを食べる場合
一本の可食部が非常に少なく
皮を剥いているうちに半分程度になっている。
だが真竹は可食部が多いため
本数が少なくても食べる量が取れる上
皮を剥く手間がかからずゴミも少ない。
切った断面の香りは孟宗竹と同じ。
4枚ほど剥くだけ。
炊き込みご飯にしても
しっかりした食感が失われないため
ご飯のアクセントになり箸が進む。
食感が良いのは真竹の特徴だ。
ちなみに孟宗竹よりアクが強いというが
アク抜きしてすくに姫皮を食べたところ
真竹のほうがエグみを感じなかった。
。。
先日、竹に関する面白いニュースを見た。
真竹は120年に一度しか開花せず
花をつけると枯れてしまうようだ。
それが一斉に起こるという。
※ニュースは淡竹(はちく)なので別種
前回、前々回と開花は世界中で起きているため
竹の価格が高騰する日が来るのかもしれない。
だが、更に恐ろしいことが発覚した。
竹は『イネ科』なのだ。
僕はイネのアレルギー値がほぼ最大である。
一斉開花するとマトモな生活が送れると思えない。
次回の開花は2090年頃と言われている。
この世からアレルギー体質がなくなることを願う。