大嫌いだった『いんげん』が好きになった調理方法。
素材の味を隠すためには味を濃くすれば良い。
僕は『いんげん』という食材は
そういった感覚で味付けされていると思っていた。
というのもこれまで食べていた料理は
茹でて胡麻を絡めた濃い味付けのもので
とにかくあのしんなりした食感が嫌いだった。
これは絶対に元から不味いと決めつけていた。
ところが最近あまり茹でておらず
味付けも違う料理方法に衝撃を受けた。
いんげんが美味しかった。
味付けは醤油と鰹節のみ。
1分未満の短さに茹で時間を設定することで
非常に張りのある茹でいんげんが出来上がる。
食べてみると
キュッという万人には受けそうにない音がするが
慣れるとキュッキュッが食べたくなってくる。
残念なのはメインになる食材ではないため
少量でも価格が高くコスパが悪すぎることだ。
しかしこれは一度試す価値はある。
調べるとキュッキュッが嫌いという意見が多いが
そのために浅茹でが淘汰されたのかもしれない。
これで原価100円程度。高すぎ。