休日野食家やのけんブログ@福岡

よく食べる子供と珍食嫌いな妻のために試行錯誤してます

男性初の快挙!?ついに褒め褒めおじさんに褒められた!

福岡市内の百貨店に度々現れる
テンガロンハットのおじいさん。

推定80歳代の小粋な爺さんである。


僕が存在を認識したのは4年ほど前だった。


スタッフが爺さんと話して嬉しそうにしていたので
何か言われたの?と聞くと、


「君の瞳はキリマンジャロの雪解け水の輝き」


と言われたらしい。


小粋なんてもんじゃねぇ。


その後も度々現れては
「君はサハラ砂漠のオアシスのようだ」など

女性スタッフ限定で言葉を残し
会話をすることもなく立ち去って行った。


あの日から約4年。
2017年8月19日ついに念願の時がきた。


褒め褒めおじさんを見かけた僕は
「こんにちは!」と声をかけた。

すると近づいてきて一言、




「今年はね、ノートルダム大聖堂
司祭があなたに王冠を授けるだろう」



おー!これこれ!
え!?これ褒めてる?

でもいいや!やったー!!!




という嬉しい気持ちの反面
爺さんはお疲れのようで
テンガロンハットは被っておらず、

歩行器を使うようになっていて
時の流れを感じた。


あのテンガロンハットが見れないのは寂しいけれど
しばらく会えなかった爺さんに会えて嬉しかった。




そして夕方。

4年待った甲斐があり本日二度目のお言葉を頂く。


「今日宅急便で王冠を送ったから明日には届くよ」



え!?
午前に言ったこと覚えてくれたんだ…

僕は立ち去る爺さんに
「おじさんの一言を待ってる店員が沢山います。
長生きしてくださいね」

と伝えた。

聞こえてたかな。


ありがとう爺さん。