アク取りが必要な山菜が多い中で
スカンポは生食できる珍しいものだ。
正式にはイタドリというらしい。
世界の侵略的外来種ワースト100のひとつ
父が子供の頃はおやつの代わりにしたらしいが
今でも見つければ食べているのだから
大人になっても十分通用すると考えられる。
中は空洞でポキっと折れる。
皮を剥いてかじると水分を含んだシャキシャキ感。
酸味が強くシュウ酸のエグみをやや感じるため
塩を付けて食べるとそこそこうまい。
炒めて食べたこともあったが
大量消費できるほど美味しい訳ではなかった。
他の山菜に比べると味は落ちるが
見つけると手が伸びるのは何故なのか。
何とも形容しがたい魅力がある。