休日野食家やのけんブログ@福岡

よく食べる子供と珍食嫌いな妻のために試行錯誤してます

大嫌いだった『いんげん』が好きになった調理方法。

素材の味を隠すためには味を濃くすれば良い。

僕は『いんげん』という食材は
そういった感覚で味付けされていると思っていた。

というのもこれまで食べていた料理は
茹でて胡麻を絡めた濃い味付けのもので
とにかくあのしんなりした食感が嫌いだった。
これは絶対に元から不味いと決めつけていた。

ところが最近あまり茹でておらず
味付けも違う料理方法に衝撃を受けた。
いんげんが美味しかった。

味付けは醤油と鰹節のみ。
1分未満の短さに茹で時間を設定することで
非常に張りのある茹でいんげんが出来上がる。

食べてみると
キュッという万人には受けそうにない音がするが
慣れるとキュッキュッが食べたくなってくる。

残念なのはメインになる食材ではないため
少量でも価格が高くコスパが悪すぎることだ。

しかしこれは一度試す価値はある。
調べるとキュッキュッが嫌いという意見が多いが
そのために浅茹でが淘汰されたのかもしれない。

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これで原価100円程度。高すぎ。

モツ鍋を家でも美味しく食べるためのひと手間。

部屋のニオイ対策をする。

どんな料理でも同じだが
食事で大事なのは臭環境を改善すること。

モツの下処理で流した脂肪は
水口に残っている限り臭みが残ったままだ。

自宅で食べる場合
どれだけ上等なモツでも下処理は必要。
よって流した脂肪を無視してはいけない。

鍋を囲む前に排水口の奥まで掃除したら
部屋の換気もすると最高の環境になる。

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他県でも自宅でモツ鍋をするんだろうか。

『牧のうどん』で裏メニューを頼もう。

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牧のうどん
水で締めない麺は出汁を吸い続けて太り
食べ進めてもうどんが増え続けるという名店。
出汁の味がしっかりしていてうまい。

その『牧のうどん』に裏メニューがあるらしい。
偶然行く機会があったので頼んでみることにした。

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裏メニューの名は『ぞうすい』
確かにメニューには載っていない。

僕は蕎麦が好きなので山かけそばと雑炊を注文。
どちらも時間がかかると言われるが了承する。
大人しくうどんを食えということかもしれない。

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雑炊 280円(税込)

一口目に驚いたのが想像より複雑な味ということ。
出汁と米だけのシンプルな雑炊ではなく
キムチや肉の端材がほんの少量だが入っており
強めの出汁でコーティングされた米を
半熟の卵がふわりと包んで味をまとめ上げている。

もしかしたら日替わりの味になるかもしれないが
そうであれば今日は大当たりであろう。

それぐらい美味しかった。
牧のうどんでは裏メニューを頼もう。