史跡で山菜狩りは違法!では許可をもらえば良い?
40㎞制限の道路を45㎞で走る車は捕まらない。
史跡の山菜狩りはそういうグレーゾーンにある。
今回は市役所に伺うも
残念ながら許可を頂くことは出来なかった。
電話で問い合わせたが保留が長かったので
こういったケースは稀なのだろう。
市役所の文化財課へ電話した。
僕:
たびたび○○史跡を拝見させて頂いております。
春は山菜が自生しているため
自宅で楽しめる分だけ頂戴したいのですが
許可を頂くことは可能でしょうか?
ーコールセンターの方なので取り次ぎー
僕:
同じ質問
文化財課A:
私共では山菜をとって良いと言えません。
史跡は市有地となっていますので…
僕:
え?私有地なんですか?
(市有地を私有地と勘違い)
国の土地でないのであれば
土地の所有者に私から直接伺えば
可能ということでしょうか?
ー取り次ぎー
文化財課B:
史跡の山菜をとって良いとは言えませんが
他に採られている方がいるならば
立て札などして対策を…
(やばい会話が噛み合ってない)
僕:
立て札まではされなくて良いですが
史跡では山菜をとってはいけない
ということでしょうか?
文化財課B:
そう質問されると
採ってはいけないとしか言えません。
あいまいな表現だったので納得できなかったが
残念ながら史跡では山菜狩りはできないようだ。
こうしている間にも旬は過ぎていく。
季節を先取りしている店頭の食材から学ぶこと。
店頭の食材は実際の季節よりやや早い並びだ。
温室で栽培された野菜が季節食材と言えるのか。
それは少し置いておかなくてはならないが
その食材のおかげで実際の季節を先取り出来る。
春の七草は冬の真っ只中に食することもあり
『春』をイメージするには季節感がないため
これに関しては参考にならないが
菜の花は春の陳列の走りであり
店頭で見かけると春の意識が高まる。
春を意識すると山菜ももうすぐだと感じる。
実際の季節より早く店頭に並ぶことで
ひとときしかない自生の食材の旬を逃さず
季節の変化を探索することが出来る。
菜の花で思い出されるのは
自生の菜の花も食用に出来ると父が言うので
一度摘んだことがあったように記憶しているが
味はどうだったか覚えていない。
一度だけであったので不味かったのだろう。
実際に食べることは出来るようだが
自生の菜の花と食用とは品種が違うため
美味しくはないということだ。
これが本物の旬というもの。
快適生活を送るために選択した生き方。
ヨザル生活という選択肢がある。
リクルートホールディングスが発表した
2014年のトレンドキーワードであるヨザル夫婦。
当時を振り返ってみても
身の回りでトレンドになっていた印象はない。
それはつまりイクメンという言葉が廃れたように
万人に指示されやすい理想像を総称することや
それを求める間違いに気づく人が増えたのではないだろうか。
ヨザルという猿は
産まれた子供をオスがおんぶし
毛並みを整えるなど主体的に育児をする。
これはヨザルの生態であって
その分担が子孫繁栄の危機に繋がる動物もいる。
全ての動物が同じ生活を送ることは出来ない。
人間も同じように
家族の生活環境やスタイルによって
育児への関わり方は変わってくるはずだ。
理想だけを語るのではなく
今の自分たちの環境に当てはめて
ヨザル夫婦が家族にとって望ましいならば
それがひとつの選択肢になるかもしれない。
僕は家事代行や他のサービスを利用して
家族の負担を軽減し自由な時間を増やすことも
よりよい生活になるひとつの方法と考えている。
ただ現在の環境にはそぐわないので
僕はヨザル生活を基本に自分の好きなことをして
尚且つ皆も楽しくいられるようにしていきたい。
エサ食べない奴。