二度あることはチャンスを逃す。たった2回で『いつも』と感じる記憶の不思議。
いつも目当ての商品がない。
いつも目当ての店員がいない。
そう思うことが多々ある。
でもそれは本当にいつもなのか?
何度も通い続けた結果の判断なのか。
例えば365日いつも置いてある商品が
1週間だけ欠品しているとする。
その1週間のうちに二度行ってしまうと
いつも置いてないと認識するのではないか。
人はたった2回で『いつも』と錯覚する。
基本的に売り物は代用が効くため
問い合わせして購入する人はいない。
たまたま通りかかって
久しぶりに欲しくなって
手土産に御挨拶用にと
用途は様々だが敢えて予約などしない。
突発的な衝動で買い物をする場合に
二度も求める商品がなかった心境を思えば
『いつも』となる感覚も頷ける。
だがそこで店に求められるのは
『いつも』と判断されるだけではなく
『次こそ』に変化させる力である。
変化させる力とは
発信力や会話力など様々あるだろうが
そういう力を常日頃から鍛えていれば
ピンチをチャンスに変えられるはずだ。
また自分自身についても
二度の経験で『いつも』と感じていないか
特に部下の指導の際には気をつけよう。
何度も言わせるなと言うほど
何度も言ってないものである。