休日野食家やのけんブログ@福岡

よく食べる子供と珍食嫌いな妻のために試行錯誤してます

乳児にハチミツ。加熱していれば良いと思っていませんか?

加熱しても菌は死滅しない。
温めたからといって乳児に与えないようにしよう。


はちみつに含まれることがあるボツリヌス菌
芽胞というシェルターで覆われた卵をつくる。

この菌の芽胞は非常に強く
120℃、4分加熱してようやく死滅するらしい。

なんだ加熱したら良いんだ。
僕はそう思ったのだがよく見て欲しい。

120℃である。

水の沸点は100℃なので
普通の料理では生き残ってしまう。


ちなみにカレーの沸点は97℃らしい。
カレーの沸騰温度 - 歌え!だらリーマン



120℃で加熱する方法は『加圧』することだ。

圧力鍋は120℃程度まで上昇するため
ボツリヌス芽胞を死滅させることができるだろう。

しかし100%とは言えないので
わざわざハチミツを使って料理せず
危険のないものを与えるべきだと思う。


レトルト食品であれば
下の写真のような表示があれば殺菌されている。


f:id:yanokenta32:20170503235201j:plain:w300
『機密性容器に密封し加圧加熱殺菌』


ちなみに
100℃で400分加熱しても死滅するらしい。
ガス代で死滅しそうだが。


参考にさせて頂いたページ
食中毒を起こす微生物 ボツリヌス菌|「食品衛生の窓」東京都福祉保健局
乳児ボツリヌス症とは?はちみつにボツリヌス菌がいるの?症状は? - こそだてハック