乳児にハチミツ。加熱していれば良いと思っていませんか?
加熱しても菌は死滅しない。
温めたからといって乳児に与えないようにしよう。
はちみつに含まれることがあるボツリヌス菌は
芽胞というシェルターで覆われた卵をつくる。
この菌の芽胞は非常に強く
120℃、4分加熱してようやく死滅するらしい。
なんだ加熱したら良いんだ。
僕はそう思ったのだがよく見て欲しい。
120℃である。
水の沸点は100℃なので
普通の料理では生き残ってしまう。
ちなみにカレーの沸点は97℃らしい。
カレーの沸騰温度 - 歌え!だらリーマン
120℃で加熱する方法は『加圧』することだ。
圧力鍋は120℃程度まで上昇するため
ボツリヌス芽胞を死滅させることができるだろう。
しかし100%とは言えないので
わざわざハチミツを使って料理せず
危険のないものを与えるべきだと思う。
レトルト食品であれば
下の写真のような表示があれば殺菌されている。
『機密性容器に密封し加圧加熱殺菌』
ちなみに
100℃で400分加熱しても死滅するらしい。
ガス代で死滅しそうだが。
参考にさせて頂いたページ
食中毒を起こす微生物 ボツリヌス菌|「食品衛生の窓」東京都福祉保健局
乳児ボツリヌス症とは?はちみつにボツリヌス菌がいるの?症状は? - こそだてハック